『Hirth from Earth』リリース当時、その不思議なアートワーク、怪しい風貌も手伝い、謎が謎を呼び、幻のシンガーソングライターと呼ばれていたハース・マルティネス。
ある時、コインランドリーに乗り、足を滑らし機械に巻き込まれ、片足を失ったハースは、洗濯機メーカーを訴え、勝訴。
療養を続けながら音楽活動を始めた . . .
などということが米ワーナーのバイオに書かれていた。
ジャケットのステッキを持つ写真がそんな話に信憑性を加えていったわけだが、
もちろんウソ!
しかし、ここからは本当の話。
60年代半ば、ハースはサミー・フィリップなる芸名でレコード・デビューを
果たしていたのだ。
作詞作曲、歌、ギター、ハーモニカ、ピアノ、プロデュースもハース自身。
そんなハース・マルティネスのウルトラ・レアな幻の音源が7月の来日公演
に合わせて、世界初CD化される!
『Teenage Hirth』Hirth Martinez
(ティーンエイジ・ハース/ハース・マルティネス)
coconut grove records cd 20101(Limited edition)
「ハースの豊潤な音楽ルーツがここに!」
60年代半ば、サミー・フィリップ名義でリリースしたウルトラ・レアな
シングル音源集。
ハースのヴォーカル曲6曲、女性ヴォーカル2曲(ハース作・プロデュ
ースのボッサ・ナンバー等)。
誰も知らなかったハースのミステリアスな過去が今、明らかになる。
▲画像は『Teenage Hirth』のジャケット写真ではありません。
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