5/27/2010
夢の中のバルバドスの夜♪
ウッドストックに生まれた華麗な女。
リビーは狂おしいほどに美しく、愛の似合う女。
ポール・サイモン、アル・クーパー、ロビー・ロバートソン、
フィル・ラモーンがプロデュースした超豪華なデビュー・アルバム。
とは、30年数前にリビー・タイタスの日本盤LPが発売された時の帯コピー。
実際は、60年代に1枚出してるので、これはセカンド。
ハース・マルティネスと書いた「夢の中のバルバドスの夜」。
ハースのギターとハーモニー・ヴォーカル。
夢見心地の名曲だ。
最近、イシイモモコさんもライヴで歌っているそうだ。
聴いてみたい。
エリック・カズとの「ラヴ・ハズ・ノー・プライド」。
ボニー・レイット、リンダ・ロンシュタット、リタ・クーリッジ、
アメリカン・フライヤーetcでもお馴染みの名曲。
アル・クーパーとの「FOOL THAT I AM」。
これも名曲!
この美しさだ。
リヴォン・ヘルムが恋に落ちたのもよくわかる。
『CAHOOTS』収録の「River Hymn」、リビーの歌声が聴こえる。
25年前、初来日中のドクター・ジョンは毎日、
マンハッタンのリビーに長電話していた。
彼の『The Brightest Smile In Town』には「Pretty Libby」
なんて曲もあった。
15年ほど前、ウッドストック山中の彼女の家にお邪魔した。
ご主人のドナルド・フェイゲンは留守だった。
昔、ディランが住んでいた大きなお屋敷。
私は、ディランの痕跡を捜すのに夢中になった。
ああ、このテラスであの写真が撮られたんだあ...とか。
リビー、昔の写真とはちょっと違ったが、今でも十分に
チャーミングな女性。
男たちが恋してしまうのも頷ける。
ハースの新作『夢の旅人』をリビーがドナルド・
フェイゲンに聴かせたところ、大いに気に入った
ドナルドは、ハースにラヴコール。
ふたりの共作が実現した。
今回のハースの来日コンサートでもその曲、
きっと披露してくれるはずだ。
Photo by Yoshi
Woodstock,NY 1994
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